私の投資手法

私の投資スタイルについて自分自身の備忘録を兼ねて、簡単に紹介させていただきます。

 

 

世の中には色々な投資スタイルの方がいらっしゃると思います。

 

どの投資手法が正しいだとか、正しくないだとか、そんなことを言うつもりはありません。

 

 

自分に合う投資手法、自分が好きな投資手法を選べばそれで良いと思います。

 

なので、ここで紹介する投資手法はあくまで、私個人に合う投資手法であり、
私個人が好きな投資手法であることを先に断っておきます。

 

投資期間

 

まず、投資期間についてです。

 

私はデイトレードなどで代表される短期投資ではなく、長期投資のスタイルをとっています。

 

それも、1年、2年ではなく、10年から20年を目処に考えています。

 

気が長くなければ、なかなか真似はできないかもしれません。

 

 

私がデイトレードではなく、長期投資のスタイルをとる最大の理由は、デイトレードの場合、
株式の動きを常にチェックしなければならないためです。

 

私は自己紹介でも述べましたが、平日は通常の仕事をしていますので、
常に株式の動きをチェックするわけにはいきません。

 

また、仮にそのような時間があったとしても、株式の動きを注視しなければいけない状況には
身をおきたくないですし、私の性格にあっていないと思います。

 

もう一つ、デイトレードを行わない理由としては、デイトレードはプロに敵わないと思うからです。

 

以前に比べれば、情報がインターネットで得られるようになりましたから、プロとの情報の格差も縮まっていると思いますが、依然としてその差は残っていると思うからです。

 

なので、私は長期投資のスタイルが気にいっています。

 

 

また、デイトレードの場合、株式の動きに常に注目をしていなければならず、一時も油断がならないという点も

 

自分にはあっていないと思います。

 

 

一方で、長期投資であれば、運用実績を常に求められるプロよりもより、長期的な視点で株式を選別できるため、

 

むしろ有利なのではないかと思っています。

 

 

ということで、私は長期投資を行っています。

 

これから投資を始める方も長期的に運用できるのであれば、長期投資を選択することをおすすめします。

 

 

ちなみに、長期投資であれば、売買手数料もとられません。

 

分析手法

 

次に、投資判断の分析手法に関してです。

 

結論から言いますと、テクニカル分析ではなく、ファンダメンタル分析により銘柄を分析しています。

 

テクニカル分析、すなわち、チャートを用いた判断はほとんど行いません、

 

主に、企業が公表している@財務諸表だとか、A競合の状況だとか、B市場の傾向だとかを研究することで投資判断を行っています。

 

 

それでは、次に@財務諸表を見る際に最も気をつけている点を何点か挙げます。

 

一番大事なのは利益が増えているかということです。

 

ここで、ポイントなのは継続しているかということです。

 

ただ、単に利益が増えているかを判断してはなりません。

 

1年、2年の期間、利益が増えているのではなく、出来れば5年、10年の単位で利益が増え続けているということが大事です。

 

また、ここで、もう一つ、大事な点は安定して利益が増えているかということです。

 

すなわち、利益がマクロ的な視点で見ると、増えているものの、短期的にみると乱高下しているような企業は

 

投資対象としてあまり望ましくないということになります。

 

なぜならば、このような企業の業績予想することは難しく、
利益が今後増え続けるという保証が低いからです。

 

数多くある企業の中から、あえてリスクの高い企業に投資をすることは
自分の資産を危険にさらすことになります。

 

 

それでは、次にA競合の状況について気をつけている点を挙げたいと思います。

 

一番望ましいのは、競合がいない状況、すなわち、一社で市場を独占している状況にいる企業です。

 

なぜならば、競合がいる場合、永続的な成長の妨げになる可能性が高いためです。

 

よくあるパターンとしては、競合と激しいシャア争いのため、コスト競争になり、
売値を下げる戦略に出る結果、利益が圧縮されてしまうといったパターンです。

 

その一方で、競合がいない状況、すなわち、一社独占型の企業の場合には、
市場のシャアを獲得するために、競合他社とコストで張り合う必要がありませんので、
売値を下げる必要がありません。その結果、利益を高く維持することが出来るため、
利益を伸ばすことが容易になります。

 

 

それでは次にBの市場の傾向に関してです。

 

・参入障壁
・市場の傾向
・株価
・成長性

 

継続的に成長を続けているかという『安定性』です。

 

これは、過去数年間の損益計算書を比較することで行います。

 

 

 

投資指標として重視しているものはPER、ROE、ROAです。

 

PERにより、

 

 

 

参入障壁の高さ、別の言い方をすれば、ライバル企業に関する情報です。

 

 

望ましくは一社独占型の企業が良いです。

 

 

私の投資スタイルは基本的にバリュー株を見つけ、その株を持ち続けるというスタイルをとっています。

 

 

 

 

では、いったいどうやって、株式を運用すればいいんだと思われていると思いますので、

 

さっそく私の株式の選別方法を以下に紹介したいと思います。

 

 

株式運用を考える上で一番大事なのはその株価が今後上がり続けることです。

 

簡単なことですね。

 

問題は、どうやってその株価が上がり続ける株を見つけるかということです。

 

 

いくつかポイントがあります。

 

 

順に説明をしていきます。

 

 

まず一つ目は現時点で、あまり評価されていないということです。

 

探してみると、実力があるにも関わらずに市場にはあまり評価されていない会社が結構あるものです。

 

 

こういった会社を見つけることを手助けする便利な指標があります。

 

それがPERです。

 

PERに関しての詳細に関してはこちらのページを参照してください。

 

 

この指標の値が小さければ小さいほど利益を出しているにも関わらず、株価が低いということを意味しています。

 

この指標を元に、探し始めるのがまずは王道だと思います。

 

 

 

2つ目は、その会社が今後も成長し続けるかということです。

 

 

どうすれば、成長し続けるかというと、簡単にはいえませんが、

 

大きな要因としては競争相手がいないということが挙げられます。

 

すなわち、市場を独占し続けることができる企業であるということです。

 

 

では、市場を独占し続けるためには何が必要かというとそれは参入障壁です。

 

その市場への参入障壁が低ければ、あっというまに競合が現れ、今まで独占できていた利益を分担することになります。

 

一方、参入障壁が高く、競合に付け入る隙を与えなければ、ずっと利益を独占することができるのです。

 

 

 


 
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