決算書とは
株式投資をする上で、決算書を読む力をつける事は必須です。
株式投資をするのに、決算書を読むことができないのは、目を開けずに、街中を歩き、
目的地のたどりつこうとすることに似ています。
まずは気になる企業のIR情報から決算短信をダウンロードしましょう。
(連結会社があれば決算短信(連結)で)
この決算短信には、企業集団の状況、経営方針、経営成績及び財政状態、財務諸表
などが数十ページにわたり書かれています。
この決算を見る上で特に重要なのが以下の3つです。
@損益計算書
A貸借対照表
Bキャッシュフロー計算書
簡単に@〜Bで何がわかるのかを説明します。
@損益計算書
一定期間内にどれだけ儲けがでたかがわかります。
A貸借対照表
企業の財政状況がわかります。
Bキャッシュフロー計算書
一定期間内のお金の出入りがわかります。
これらを見ていくことで、現在は評価されていなくとも、今後継続して成長していく可能性の高い企業を
見つけることができるのです。
また、逆に現在は評価されているけれども、長期的に見た場合、成長が見込めない企業を見分けることができます。
そういった意味で、決算書は宝の山です。
見る人が見れば、それらは明らかなのです。
無責任な評論家の意見を聞くことで、株式を購入するのも手法としてはありですが、
必ず、その評論家の意見とは逆の意見も聞くことになるでしょう。
そうなった場合、決算書が読めないとどうしたら良いのかわからなくなってしまい路頭に迷います。
決算書が読めればそんなことはありません。
評論家がなんと言おうと、株式市場が大きく揺れ動いていようと確固とした信念を持って、
株式を売買することができるのです。
繰り返しになりますが、株式投資をするのであれば、
決算書を読むことができるようになるのは必須です。
ウォーレン・バフェットも言っています。
『あなたは数え切れないほどの企業の年次報告書と財務諸表を読まなければならない』